脳卒中は、脳の血管が詰まったり破れたりすることで起こりますが、その後遺症として多くみられるのが 言語障害(失語症・構音障害など) です。言葉がうまく出てこない、聞いた言葉の理解が難しい、発音が不明瞭になるといった症状は、本人はもちろん、家族にとっても大きな負担になります。
しかし、早期から適切なリハビリを行うことで、少しずつ改善していくケースが多く報告されています。本記事では、言語障害の種類と、代表的なリハビリ方法について紹介します。
◆ 言語障害の主な種類
● 失語症(しつごしょう)
脳の言語を司る領域が損傷されることで起こる障害です。
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言いたいことが言葉に出てこない
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相手の話している内容をうまく理解できない
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読み書きが難しくなる
同じ失語症でも症状には個人差があり、「話すのは難しいが聞き取りはできる」などケースはさまざまです。
● 構音障害(こうおんしょうがい)
舌や唇、声帯などをうまく動かせなくなることで、発音が不明瞭になる障害です。
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呂律が回らない
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声が弱くなる
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特定の音がうまく出せない
こちらは言語そのものの理解は保たれていることが多い点が特徴です。
◆ 言語リハビリの基本
● 1. 専門職(言語聴覚士)による訓練
リハビリは、言語聴覚士(ST) と呼ばれる専門職が中心となって行います。
訓練内容は症状に合わせて個別に調整され、以下のようなアプローチがあります。
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単語・文の復唱
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絵カードを使った語彙訓練
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発声練習
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会話のロールプレイ
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読み書きの練習
「無理なく続けられる」ことがとても大切です。
● 2. 家庭でできるサポート
病院でのリハビリに加えて、家族の協力も回復に大きく影響します。
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ゆっくり、短く、わかりやすく話す
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話を遮らず、言いたいことを待つ
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正しい言葉に“さりげなく”言い換えてあげる
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日常会話の機会を増やす
本人の自尊心を大切にしながら、焦らずサポートすることがポイントです。
◆ リハビリは「継続」が力になる
脳卒中後の言語障害は、数ヶ月〜数年にわたり改善が見られることがあります。
特に、
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早期開始
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継続的な練習
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専門家との連携
この3つが回復のカギとなります。
焦りすぎず、できることが増えていく小さな変化を積み重ねることで、日常生活のコミュニケーションは大きく改善していきます。